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ボルキア国王誕生記念バドミントントーナメントの閉会式及び表彰式が8月15日、オーキッドガーデンホテルにおいて開催された。
シード選手チームとアンシード選手のグループ計22チームは、約1ヶ月間に亘り ブルネイ海軍コート及びカンポンカポックにて総当り戦による激闘を繰り広げた。
国王誕生記念バドミントントーナメント閉会式には、アーマッド産業一次資源大臣及びジョハリブルネイ海軍総司令官の出席があり、新聞紙上スポーツ1面でも取り上げられた。
http://www.brunei-online.com/bb/mon/sep17s1.htm
ラマダンの今はどんなに早くても夕食は6時21分から。
大イベントにたくさんの料理が用意された。
本大会のメジャー事務局長から開催挨拶が行われた。
注目する奥様方。
シード組みの優勝はサイフル&マハディのダブルスチーム。二人のコンビネーションには隙がなかったとのことだ。ブルネイバドミントン協会アーマッド会長(産業一次資源大臣)からトロフィーが贈呈された。
第2位は、ジョセフ&タフチーム。ブルネイ警察で有名な選手だ。
第3位は、オマール&イスマイルチーム。
陸軍OBとカワヒロのチームは結果第4位。ジョハリ海軍総司令官より表彰された。
玄関先へ記念写真に出てきた選手たちは再戦を誓った。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
8月8日に開幕したブルネイ王国・ボルキア国王誕生記念バドミントントーナメントの決勝戦がブルネイ王国海軍バドミントンコートにて行われた。
22名のシード選手と22名のアンシード選手たちがブルネイバドミントン協会委員会にて選出され、各ブロックで約1ヶ月間に亘る総当り戦による激闘を繰り広げた。
決勝戦が行われた日には、ブルネイ王国をラケット1本でさすらう日本人プレイヤー・カワヒロが大会主賓であるアーマッド産業一次資源大臣からの挑戦をイクシビジョンマッチで受け、会場を多いに沸かせていた。
なお、本大会公式戦、優勝チームは、9月15日、オーキッドガーデンホテルにて表彰を含む閉会式が開催されることになっている。
カワヒロチームは大臣チームを撃破。アーマッド大臣カップを手にした。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
翌朝5時、ブルネイでの微生物探査プロジェクトを検討する製品評価技術基盤機構(NITE)野中理事他一行は、テンブロン国立公園を訪問した。
NITEのブルネイ訪問は新聞でも報道された。
http://www.brunei-online.com/bb/wed/sep12h43.htm
http://www.brunei-online.com/bb/tue/sep11h17.htm
まだ辺り一面暗い中、発電機を使って電気をつけると、巨大な蛾が大きな音を立てながら飛来した。
日の出と共に一行は調査を開始した。
木々の間に朝霧が立ちこめる。天然の一次林が森の奥へ延々とつながっている。
途中のつり橋からジャングルを眺める一行。
違法伐採により最近減っているラタン材。東南アジアでも飛びぬけて豊かなブルネイは、自然の保存政策に一辺倒力を注いできたこともあり、すべてがそのままの状態で保存されている。
タンポイという果物。このままでは猿もにがくて食べないが、お湯で煮出すとりんごのように美味しくなるのだ。
葉の下でゆらゆらと何かが揺れていた。白黒の毒クモだ。
1226段の階段を上がるとキャノピーが見えてきた。
高さ約50メートルある鉄パイプで組まれたキャノピー。この頂点からは、テンブロン国立公園の原生林ジャングルが一望できる。
一行はキャノピーの上から、これから踏査に向かう方向を確認することにした。
一気に視界が開けると、その高さから足がすくんで動けなくなる一行。
野中理事が次に向かう方向を自らの目で確認した。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
ブルネイでの微生物探索プロジェクトを検討する製品評価技術基盤機構(NITE)野中理事他一行は、夕刻テンブロン国立公園に到着した。
一行は、産業一次資源省のアレンジにより、政府施設シャレーに宿泊し、翌朝5時からジャングルの現地視察を行うことになっている。
NITEのブルネイ訪問が新聞でも報道された。
ブルネイ政府がアレンジしたシャレーは建造後間もないもので、一行が3人目の宿泊者だという。
ベッドも新品だ、ガイドが言った。
シャレーにはくつろぎの間もあり、広い。
6時になると日が落ちる。あっ、鳥の群れが飛び立った。
鷹か、ワシかと思えば、それはホンビルだった。
木にとまったホンビルを1000倍望遠で捕らえた。
夕食はダイニングで。ガイドが炭焼きバーベキューを用意してくれた。
一行は、明日のジャングル視察について綿密に打ち合わせを行った。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
ブルネイでの微生物探索プロジェクトを検討する製品評価技術基盤機構(NITE)野中理事他一行は、産業一次資源省林業局との会議、農業試験場の視察を終え、テンブロン国立公園へと向かった。
一行は、フェリーの船着場である小さな町バンガールに到着し、車で小船の船着場へと向かった。テンブ ロン国立公園へは、さらに2つの交通を利用しなければ辿り着くことができない。
NITEのブルネイ訪問が新聞でも報道された。
http://www.brunei-online.com/bb/wed/sep12h43.htm
http://www.brunei-online.com/bb/tue/sep11h17.htm
バンガールで見かけた果物、左はこちらの方が美味だと言われる小粒のドュリアン。
右のプラサンと呼ばれる果物を試してみた。大きなビニール袋一杯買って1.5ブルネイドルと安い。種離れが悪く途中で捨てるようでもったいない気がするが甘酸っぱくておいしい。
小船の船着場に到着。ランブータンがなっていたのでとって食べてみた。
小雨が降ってきた。清流を上りテンブロン国立公園の入口を目指す一行。
途中で水浴びをする子供たちが手を振ってきた。
原住民とすれちがう。
川幅が徐々に狭くなり、未開のジャングルに囲まれはじめた。
この世のものとは思えない奇妙な泣き声がこだまする。
夫婦が川エビを獲っていた。
約45分、ようやくテンブロン国立公園の入口が見えて来た。
テンブロン国立公園の帳簿に記帳するNITE野中理事。ここはガイドがいないとエントリーできない。産業一次資源省林業局の現地職員がNITE一行を出迎えた。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
ブルネイでの微生物探索プロジェクトを検討する製品評価技術基盤機構(NITE)野中理事他一行は、産業一次資源省林業局との打ち合わせ、農業試験場の視察を終え、テンブロン国立公園へと向かった。
テンブ ロン国立公園には、約5,000種の植物が自然のままの状態で保存されているとも言われており、専門家の間ではバージンジャングルとして世界的にも希少な存在で知られている。産業一次資源省林業局のアレンジにより、一行はテンブロン国立公園への調査に向かった。
NITEのブルネイ訪問が新聞でも報道された。
http://www.brunei-online.com/bb/wed/sep12h43.htm
http://www.brunei-online.com/bb/tue/sep11h17.htm
テンブロン国立公園へは首都からフェリーで45分、車で30分、小船で45分と、片道2時間かけていく必要がある。フェリーの中の一行。
運転はマンがつとめた。普段とは違う質問をしてくる客に何か違和感を感じているようすだ。
フェリーは、物凄いスピードで曲がりくねった川を上る。
濁った川とワニや毒蛇、これぞまさしく正真正銘のジャングルクルーズだ。
川の水の色が澄んで来たところはマレーシア領、別の国を横断する。
マングローブ林で形成された小島。果てしなく低地林が続く。
途中で砂利を積んだブルネイ船籍とすれちがった。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
製品評価技術基盤機構(NITE)の野中理事他は、ブルネイのジャングルを管理・所轄する産業一次資源省林業局との微生物探査プロジェクト会議の後、キラナスにある農業局農業試験場を視察した。
微生物探査の共同研究にはブルネイ側の受入体制が整備されている必要があり、NITE一行は、施設内の機材等を視察して歩いた。
また、現地サイドからは、日本大使館経済担当者や、農学の専門家であるタイガ澤田社長もNITEに同行、NITEのバックアップ支援を行っている。
農業研究員の説明を受けるNITE一行。
安藤部長が顕微鏡の精度を確認する。
きのこの生産研究について説明する試験場研究員。
文献調査を行う、安藤部長と塩谷主任。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。