1月29日、ヨネックス・ブルネイ・オープン(イケシオ杯)の決勝戦が開催された。ブルネイ史上始まって以来の参加者数456名を集め、開催会場にはこちらも記録となる約1,600名の観戦客が集まった。夜開催されたトーナメント決勝戦では、男子シングルスとダブルスが行われ、いずれもマレーシアのステイトプレイヤーが勝利した(ブルネイプレイヤーは惜しくも準決勝で敗退)。
また、決勝戦の後には、池田選手・潮田選手(イケシオ)、平田選手、舛田ナショナルコーチがデモンストレーションを披露、会場を大いに沸かせた。
日本のナショナルプレイヤーらを一目見ようと会場につめかけた多くのバドミントンファンたち。人口の少ないブルネイで観客約1600人を集めるイベントはそうない。
男子シングルスの部門では、マレーシアから来たステイトプレイヤーが優勝。
試合の行方を舞台裏から見る舛田コーチ他。
音楽と共にイケシオが登場!大歓声の中、入場する。
潮田選手のバグーズ(絶好調)に続いて、ボレー(最高!)池田選手がマレー語で観客に挨拶。
近年中国製のフェイク製品の流通が目立つ中、日本政府と選手、ヨネックス社は日本ブランドの再構築を図った、はじめはヨネックスニューラケットによる速度400キロを超えるスマッシュの披露。昨年末に全日本選手権男子ダブルス日本一、ミックスダブルス日本一に輝いた平田選手の力強いスマッシュに観客がどよめいた。
瞬間速度420キロ、というアナウンスがされた。
ヨネックスの阿部課長がシューズの靴底衝撃吸収テストを行う。生卵を6メートルの高さから落としても壊れないという。こちらも日本ブランドの再構築イベントだ。
靴底に落下しても割れなかった卵が本物であることを証明する池田選手。日本の技術レベルの高さを証明する。
デモンストレーション終了後、会場の一角で日本の国旗が舞うのを見たイケシオは、男子ダブルス決勝戦を在ブルネイ在留邦人の子供たちと一緒に観戦。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。