10月13~15日にイスタナが一般公開された。一般市民がイスタナの中に入ることができるのは年に一度、このハリラヤの時だけである。
男性は国王、女性は王妃に謁見し握手をすることができる。日本を含む世界中からの観光客の姿もみられた。3日間で観光客を含む約9万4千人、ブルネイ人口約4分の1の人々が訪れた。国王、王妃は国民から敬愛されているのだ。
取材班はこの日、王宮に訪れた在留邦人に密着取材、その様子を取材した。
イスタナの正門前に人々がおしよせる。
まずは食事。訪問者全員に無料でふるまわれる。
列をつくって待つ。
どこかで見たことがある人と思いきや、プロサッカーの伊藤選手がいた。
別のホールでさらに待つ。
まだまだ長い列が続く。
ようやくこの扉のむこうで王妃に謁見できる。
お土産と国王のプロマイドを手にし大喜びの在留邦人を見かけた。
彼らはお小遣いをもらって満足げ。
ボルキア国王は訪れた国民一人一人と握手を交わす。
王妃は一昨年も昨年も笑顔。今年も変わらないいつもの笑顔を見せていた。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。