ブルネイ・ナショナル・チームを撃破したインドネシア・バドミントン・クラブ(IBC)は、2月16日、水上集落スッカン・ケブン・コートに遠征し、公式団体戦を行った。
約3万人が水の上で暮らすカンポンアイルは、世界最大の規模と言われており、何から何までもが水の上に存在する、バドミントンコートまでもが完備されている。
カンポンアイルには約1,000~2,000人のバドミントン・プレイヤーが存在しているが、インドネシアクラブとの対決のためにトップ15ダブルスチームが集まった。
コートまでは首都のバンダル・セリ・ベガワンからボートで10分。この国ではこれをウォーター・タクシーと呼ぶ。
ブルネイ王国をバドミントンラケット1本でさすらう日本人プレイヤーもIBCのメンバーとして参戦。1隻のボートには6人までしか乗れない為、別れてカンポンアイルに向かう。ライトを照らさないと茂みを抜けるので危ないぞ。
水上集落についた。
カンポンアイルのコート、村の代表選手を応援に来る少年たち。
6面コートがある規模もかなりのもので、さすが2,000人がプレイヤーがいる村だ。
水上集落カンポンアイルの代表選手たち。
こちらはインドネシア・バドミントン・クラブの選手たち。
元カリマンタンチャンピオン(インドネシア)がカンポンアイルナンバー1ダブルスチームと対決。
試合は16試合行われ、両者4勝4敗8引き分けの結果に終わった。日本人プレイヤーはカワヒロは、元バンドンチャンピオンと共に第4試合に出場、勝利した。第26箇所目の道場破りに成功した。
深夜、ようやく首都につく。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。