5月14日、ペヒン・アーマッド産業一次資源大臣率いるカンポン・カポック・ムアラチーム 対 ペヒン・マハディニ率いるブルネイ公共工事局(JKR)がブルネイ海軍コートにおいてバドミントン公式団体戦を行った。
JKRは、これまでナショナルプレイヤーが所属するロイヤルブルネイ航空チーム以外に喫した黒星はない結束力の高いチームだ。
ブルネイバドミントン協会会長でもあるペヒン・アーマッド産業一次資源大臣チームは、打倒JKRを宣言、ブルネイ王国をバドミントンラケット1本でさすらう日本人プレイヤー・カワヒロと共に2ヶ月間に亘る集中トレーニングを行って公式団体戦に臨んだ。
カンポン・カポック・ムアラチーム、右は元ブルネイ中学チャンピオンのハジサイディン林業局長、隣はカワヒロのパートナー・ナスラル。
JKRのトップ選手たち。
産業一次資源大臣が30年のパートナー・ユソフと共にペヒンマハディニチームと対戦。見事勝利。
ジャンピング・スマッシュを打ち込むパキスタン元学生チャンピオン、しかしJKRの底力に屈した。
自らの試合が近づくと家族を呼び寄せる選手もいた。スカッシュ・ブルネイチャンピオン・アリ。
IQバドミントンの海軍OBユソフ。
ネットぎりぎりに落ちてくるドロップをカワヒロが何度も何度も上げる。結局JKRに1セット目7点、2セット目5点与えたのみでカワヒロチームが圧勝。
海軍元幹部の老獪ハジ・ウントン。
リーダの両ペヒンは面子がかかっており試合の行方が気がかり。
大接戦の末、アーマッド産業一次資源大臣率いるカンポン・カポック・ムアラが4勝3敗4引分で勝利した。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
JKRのボードにもこの日の模様が掲載され、新たな歴史を刻んだ。