イスラム教徒は今断食月の最中、日の出から日没までは何も口にする事は出来ません。
異教徒はイスラム教徒にとって神聖で大切な断食月中のお宅にお邪魔する機会は有りませんが、今日は南の風の友人の家に招かれ、その重要な儀式を垣間見せてもらう機会に恵まれました。
18時14分今日の日没です
日没後直ぐに「神が与えたもうた食事 」デーツ(ナツメヤシ)を最初に口にします
デーツは非常に栄養価が高く、イスラムの人たちにとっては非常に大切な食べ物です、ここには4種類のデーツが用意されていました。
イマーム (宗教指導者)が朗々とクルアーンの一節を朗誦し始めると、人々は感謝の祈りをアラーに捧げます。
女性たちも立位、座位を11回ほど繰り返して祈りを捧げます
祈りは荘厳、神聖の内に終わりました 、イマームと握手を交わし、無事祈りが終わった喜びを分かち合います
祈りに集まった親戚縁者で食事を共にし、楽しい一時を過ごします。