昨年7月、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)と産業一次資源省(MIPR)との間で締結したブルネイの微生物資源の共同開発に関する包括覚書に基づき、2月17日、NITE安藤部門長、鶴海専門官がブルネイを訪問し、本件事業開始に向けた実験室の整備等を行った。
本件は、ブルネイが国を挙げて推進するハート・オブ・ボルネオ事業の一つとして位置づけられており、ブルネイ側から大きな期待が寄せられている。
ブルネイ政府が本件事業受入の為に整備を完了したブルネイ林業研究所の第一研究室の様子。
こちらは第二研究室。
ブルネイ側オフィサーに整備の改善を指導する安藤部門長。
分析機材の整備を進めるトミーメディコの有田主任。
スンガイリアンの静かな森林地帯に存在する実験棟。ブルネイ側は本件プロジェクトを本格稼働すべく、現在、新たに熱帯生物多様化センターを建設中。
実験棟の整備の後、ブルネイ産業一次資源省林業局マムード代行と今後のプロジェクトに打合せを行う一行。
報道からの取材に応える安藤部門長。本件内容は、翌日のブルネイ英字紙のトップニュースを飾った。 そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。