11月10日、日本政府は、2006年以降、サッカーやバドミントン等のスポーツを通じて日本とブルネイ友好関係促進の貢献を果たしているブルネイ王室のペンギラン・ラヒム氏(国王義理の息子)に尊敬と感謝を評し、感謝状を贈呈した。
感謝状の贈呈は、ブルネイ国会議長である父・ペンギラン・カマルディンとその一族を大使公邸に招き行われた。
広瀬日本大使から感謝状の贈呈を受ける。
2006年5月、駐ブルネイ仁坂元日本大使(現和歌山県知事)率いる在ブルネイ日本人会男性会員が体当たりで臨んだ対ブルネイの王室ナショナルチームDPMM(後にシンガポールリーグで優勝)の一戦が行われた。右がDPMM副会長でもあるペンギラン・ラヒム氏。
日本代表と同じブルーのユニフォームに身を包んだ日本人会男性会員チームは、平均年齢48歳という高齢だが、当時ブルネイのプロチームで活躍していた伊藤壇選手(元Jリーガー)を秘密兵器として起用し、ブルネイのプロチームを唖然とさせた。
試合開始を目前に興奮を抑えきれない子供たちが前に出て声援。ここから、ペンギランラヒム氏のスポーツを通じた日本との友好関係がスタートした。
少年少女を含む多くの在ブルネイ日本人会会員は、ペンギラン・ラヒム氏より、ナショナルスタジアムで行われたDPMM対新潟アレビレックス戦に招待された。後にその大激戦は少年少女に夢と感動を与えた。
貴賓席後ろの僅か一角で日本の旗がまった。
DPMM会長のビラ皇太子とペンギラン・ラヒム氏。
広瀬大使ご夫妻との歓談。
広瀬大使による表彰式スピーチ。
ペンギラン・カマルディン国会議長より日本のもてなしに対する感謝の挨拶が行われた。
独立前のブルネイロイヤルファミリーと日本の関係について説明するペンギラン・ラヒム氏。
日ブルネイの友好の架け橋、第一弾。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。