12月17日、産業一次資源省において、ブルネイ側、ヤヒヤ産業一次資源大臣、ハムディラ産業一次資源副大臣、日本側、広瀬日本大使立会いの下、微生物の移転や利益配分等を定めた微生物共同探索研究に関する契約書がNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)と産業一次資源省林業局との間で締結された。
今回の契約書締結により、日本はブルネイの微生物資源を利用する道筋を確保することが可能となり、産業界の発展に資するものとなる。また、ブルネイは、微生物の利用技術を日本から習得することで学術、産業発展の基礎を築くことが期待される。
ブルネイは、本プロジェクトを産業の柱である石油・天然ガス、メタノールに続く第4の柱にしたいと考えており、大きな期待を寄せている。
署名式出席者、左から、ハムディラ副大臣、サイディン林業局長、ヤヒヤ大臣、藤田本部長代理、広瀬日本大使。
式典の様子。
署名は、NITE藤田本部長代理とハジ・サイディン林業局長との間で行われた。
式典を記念して、NITE安藤部門長からヤヒヤ大臣に微生物の書物が贈呈された。
署名式の直前、最終の打ち合わせを行うNITE藤田本部長代理とマムード林業局長代理。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。