8月8日、ボルキア国王誕生記念バドミントントーナメント・ダブルス公式戦のオープニングセレモニーがカンポンカポックにて行われ、現在、激闘が繰り広げられている。
上級者レベル11チームと、ミドルレベル以下11チームにグループ分けされた22チームの試合が総当たり戦で行われている。
協会理事会にて選出された上級者レベルの殆どが、バドミントン20年以上のキャリアを誇る選手ばかりで、ブルネイ王国をバドミントンラケット1本でさすらう日本人プレイヤー・カワヒロも上級者レベルに選出された。
時間になると続々と選手たちが会場にやってくる。
カワヒロ・ハジブジャンコンビが登場、昨年の覇者とのっけから激突した。
カワヒロがリーダー、ハジブジャンをカバーする。カワヒロは学生時代ダブルスで東京の地域代表だ。
バドミントン歴40年以上というキャリアを誇るアーマッド・バドミントン協会会長(現役の産業一次資源大臣)組みとの一戦、カワヒロ組みが勝利。
トーナメントはまだ序盤戦、カワヒロは、毎年の優勝者が持ち回りで保管することとなっている“ブルネイ王国バドミントン協会優勝カップ”を日本に持ち帰り、ブルネイには返納しないと会長に宣言した。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。