ブルネイでの微生物探索プロジェクトを検討する製品評価技術基盤機構(NITE)野中理事他一行は、産業一次資源省林業局との会議、農業試験場の視察を終え、テンブロン国立公園へと向かった。
一行は、フェリーの船着場である小さな町バンガールに到着し、車で小船の船着場へと向かった。テンブ ロン国立公園へは、さらに2つの交通を利用しなければ辿り着くことができない。
NITEのブルネイ訪問が新聞でも報道された。
http://www.brunei-online.com/bb/wed/sep12h43.htm
http://www.brunei-online.com/bb/tue/sep11h17.htm
バンガールで見かけた果物、左はこちらの方が美味だと言われる小粒のドュリアン。
右のプラサンと呼ばれる果物を試してみた。大きなビニール袋一杯買って1.5ブルネイドルと安い。種離れが悪く途中で捨てるようでもったいない気がするが甘酸っぱくておいしい。
小船の船着場に到着。ランブータンがなっていたのでとって食べてみた。
小雨が降ってきた。清流を上りテンブロン国立公園の入口を目指す一行。
途中で水浴びをする子供たちが手を振ってきた。
原住民とすれちがう。
川幅が徐々に狭くなり、未開のジャングルに囲まれはじめた。
この世のものとは思えない奇妙な泣き声がこだまする。
夫婦が川エビを獲っていた。
約45分、ようやくテンブロン国立公園の入口が見えて来た。
テンブロン国立公園の帳簿に記帳するNITE野中理事。ここはガイドがいないとエントリーできない。産業一次資源省林業局の現地職員がNITE一行を出迎えた。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。