11月20日から、日本において、経済産業省主催によるアジア安全保障管理セミナーが開催される。ブルネイからは、警察庁ジョハリ警視と関税局カリム上級検査官が本セミナーに参加することとなり、両名はブルネイを立つ直前に橋本日本大使を表敬訪問した。
日本大使館の経済担当者は、「ブルネイは、アジアのほぼ中央に位置していることもあり、ミサイルや核兵器に転用されるおそれのあるハイテク製品等の迂回輸出先となり兼ねない。テロ組織や非合法グループの活動は、年々巧妙になってきているため、参加する関係者には各国の法規制の導入状況や運用等を知ってもらい、是非とも自国の輸出入管理に役立ててもらいたい」と述べた。
ブルネイから参加するジョハリ警視とカリム上級検査官は橋本日本大使を表敬訪問し、現在の自国の輸出入法令の運用や今後のそのあり方について意見交換した。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。