11月21日夜、ブルネイ海軍コートにおいて、産業一次資源大臣がリーダーを務める“カンポンカポック”と多くのブルネイ王室の選手が所属する“ランバックカナンⅠ”がダブルス団体戦を行った。また、各チームには、海軍と陸軍の軍曹も多数所属しており、事実上、ブルネイ陸と海の代理戦でもある。
両コートの選手とも友好関係にある日本人プレイヤー・カワヒロは、本団体戦のアレンジを行うと共にカンポンカポックの選手として出場した。
歴史的大会でもある本大会は、ボルネオ・ブリティン紙(スポーツ欄)にも掲載された。
http://www.brunei-online.com/bb/fri/nov23s3.htm
対戦相手が発表されると選手たちから大きな歓声があがった。
ホストのカンポンカポックリーダー、アーマッド産業一次資源大臣が登場すると、敵味方関係なく選手たちが一斉に集まり挨拶、いよいよ試合開始。
代表9ダブルスがプレス撮影を受けた。
ナショナルチームの選手も所属しているランバックカナンⅠ。
第一試合には、アーマッド産業資源大臣(兼ブルネイバドミントン連盟会長)と、数十年の大臣パートナーを務めるユソフ選手が登場。
対戦相手はアリアス元石油局長、ペンギラン・アブバカールのコンビ。
終わりのないラリーが続いたが2-0でアーマッド産業大臣チームが勝利した。
隣のコートからはアブ・デュラ選手のスマッシュの快音が聞こえた。
対戦相手はハジ・コミング、ハジ・サイディチーム。
プアサが主審を務める。
最終戦両チームの看板ダブルスが登場。カワヒロもハジサイディも2試合目の登場。大激戦の末、2-1でランバックカナンのエースチームが勝利。
結局、団体戦は、5 vs 4でランバックカナンⅠが勝利した。全員が互い選手を称え、握手を交わした。カンポンカポックチームは次回はランバックカナンに乗り込むという。そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。