“そんなに欲しければ、ラビジャングルの八百屋に言ってみろ”という現地人からのすすめで取材班は片道2時間かけてラビジャングルの八百屋に出かけた。
多種にわたって存在するブルネイ産バナナ。これまで取材を通じてみなさんにはブルネイの変わったバナナをお届けしてきたところだが、あれから1年、取材班はついに幻のレッドバナナに再会した。
これがラビジャングルでしかとれないレッドバナナ。
たったの2房しかなかった。価格は2.15ブルネイドル(約150円)。
むこうにある普通のバナナの色と比べたらいかに赤いかがわかるだろう。
この子にはもちれないほど、ズシリとしている。輸送の間にバナナは光沢を帯びた。
とろけるようなクリーミーな味が逸品、そして、バナナの花のいい香りが口の中で漂う。
おやじはジャックフルーツもすすめた。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。