南の風取材班主筆は、高熱にうなされ、殆ど意識のないまま、何とか布団をたたみ、前々から約束していた息子さんの結婚式に参列してきました。迷惑運転しながらようやくたどり着いたお宅では、日本人がやってきたというだけで大歓迎。
参列者のVIPルームに案内されると、現役の枢密院メンバーや元開発大臣、ブルネイの過去の大使方々等たくさんのブルネイの顔と思われる方がいらっしゃいました。
するとどこからともなく、「カタイネ、コノ、バナナ」と日本語が...。え~。今の日本語!?
あー、いよいよボクにも天の声が届いたか、と思った瞬間、それは空耳ではないことがわかった。何と次には、「カイダン、ツライヨ」と聞こえ、我に返った。
こちらのご家族・親戚、ご友人の方々は、旧日本軍から日本語や唄を習ったり、第二次世界大戦中に旧日本兵から大変良くしてもらった王家の方々だったのです。
父と息子、親戚が参列者に挨拶して回る。
新郎宅では新郎の門出を祝う式のみが行われる。
挨拶の後、新郎が玉座に腰掛け、数分の儀式が行われて(新郎を祝う)結婚式は終了した。
おめでとう!!!
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。