10月上旬に岐阜で開催されたAPEC中小企業大臣会合にヤヒヤ産業一次資源大臣がブルネイを代表して出席した。日本からは直島経済産業大臣が出席した。
会合では、一村一品モデルの国内の産品の開発や中小企業間のネットワーク作りを盛り込んだ「岐阜イニシアティブ」が合意され、11月の首脳会議で議論される域内成長戦略へ反映される。
ヤヒヤ大臣(中央)他、ブルネイデリゲーションのみなさん。
長良川にて。
岐阜郡上の地場産業である食品サンプルづくりに興味をもつヤヒヤ大臣。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
岐阜県では,古くからものづくりがさかんで,製造業は岐阜県の中心的な産業となっている。全産業の事業所のうち製造業の割合はおよそ15%と、全国で最も高くなっており、多くの中小企業がこれらを支えてきた。
最先端の航空機や自動車,工作機械などの産業が多く集積するほか、刃物、陶磁器、木製家具などの伝統産業も盛んであり、日本の産業を支える中小企業の多様性や力強さを凝縮している。ヤヒヤ大臣は岐阜県の中小企業の技術・イノベーションに大変関心を持たれ、企業展のブースを一つ一つじっくりみてまわられた。