“そんなに欲しければ、ラビジャングルの八百屋に言ってみろ”という現地人からのすすめで取材班は片道２時間かけてラビジャングルの八百屋に出かけた。
多種にわたって存在するブルネイ産バナナ。これまで取材を通じてみなさんにはブルネイの変わったバナナをお届けしてきたところだが、あれから１年、取材班はついに幻のレッドバナナに再会した。
これがラビジャングルでしかとれないレッドバナナ。
たったの２房しかなかった。価格は２．１５ブルネイドル（約１５０円）。
むこうにある普通のバナナの色と比べたらいかに赤いかがわかるだろう。
この子にはもちれないほど、ズシリとしている。輸送の間にバナナは光沢を帯びた。
とろけるようなクリーミーな味が逸品、そして、バナナの花のいい香りが口の中で漂う。
おやじはジャックフルーツもすすめた。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
近所に、この辺でみられるフルーツがなっているを取材班が発見した。
スーパーに行くと、このフルーツをよく見かけるが名称不明。中がすかすかで少し酸っぱい。
たわわに実をつける樹木。
真横に向かって実をつける不思議な光景があった。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
ブルネイ博物館は当国に生息する両生類、爬虫類図鑑を発行した。
全９２頁の殆どがカラー刷り、価格は３ドル５０セント（約２５０円）にて、５００部限定で販売が開始された。
カエル、トカゲ、ヘビ等、写真満載だ。
関係者によれば、殆ど在庫が底をついているという。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
俳人・西村我尼吾がブルネイを訪問した際に詠んだ句が天為敢闘賞を受賞。
昨年、俳人・西村我尼吾がブルネイに見せられ、詠んだ句をここにご紹介しよう。
「蝶の羽一枚蟻が木を登る」
「蝶の羽一枚蟻が木を登る」
そして入賞作品。
「空を飛びナナフシ赤く交尾せり」
「空を飛びナナフシ赤く交尾せり」
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
見事、受賞作。
２９日、ボルネオ・ブリティン社は、ツトンのある家の養鶏場に出没した大蛇(パイソン:Python)の姿を写真に捉えた。
２メートル級ということであり、サイズは比較的小さい方だが、これを見つけた主婦は驚きのあまり腰を抜かしたという。専門家によれば、パイソンは臆病な性格の持ち主であり、めったに人を襲ったりしないとのことだ。
南の風取材班もパイソン捕獲を目指しており、捕獲の際にはレポートしよう。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
過日本取材にてご紹介した通り、ここブルネイには、ボルネオ豹(Boruneo Leopard)が生息している。
２９日付け、ボルネオブリティン社は、ツトン高速道路で車にひかれて死んでいるボルネオ豹の写真を新聞に掲載した。
ＪＩＣＡ動物研、ブルネイ大学生物研究科にもブルネイのボルネオ豹のレポートは保管されている。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
取材班はある日の午後、トゥンクービーチに出かけた。浜にじっと座っているとちょっとした新発見もある。
何がいるかわかるかな！？
砂の色に変色した小蟹。
正面から見る。
捕獲。
子供達がまた何か発見した。
貝殻が動いている。
貝殻ではない。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
巨大フルーツ・ポメロが入荷。日本では見かけないこのやたらと大きな果物、中には子供の頭ぐらいのものまである。
これがポメロだ。１キロ１ドル。
中はとても綺麗な色。
味も形もグレープフルーツによく似ている。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。
東南アジアならココナッツを売って歩く人達をよく見かけるが、裕福なここブルネイ王国ではそのようなことはない。
ローカルレストランにココナッツが置いてあるのを見かけた。２ドル５０セント（約２００円）という価格は少し高いかな。
供給しているのはおそらく外国人労働者だろう。
注文すると兄貴が切ってくれる。
だけど何のためにスプーンが入っているのか。
酸っぱいココナッツジュース。
現地の人を観察していると種子の内皮をほじほじしながら食べていた、スプーンはそのため。
そろそろ暗くなってきたから帰ろう。
そう、今日も風がそよそよと吹く中で。
