微生物プロジェクトを実施しようとする両国の関係者は、プロジェクトサイトとして予定するスンガイリアン・林業研究所を訪問した。
1990年代までJICAが研究を実施していたこの研究所から先に広がるラビ村、スッカン村、インガイ村には、約5,000種を超える植物が存在していると言われている。
http://www.brunei-online.com/bb/thu/nov29h18.htm
険しく、奥深い熱帯雨林ジャングルの入口に位置する林業研究所。
JICAが活動の拠点としていた実験棟とオフィス。
当時のJICA安間専門家とイスマイル博士によって採集された昆虫等が博物館に保管されていた。
案内人がこれが世界一大きな蝉だと言った。ハネを広げた横幅25センチぐらい。
こちらもJICA写真記念館。
実験室には未使用の機材等が綺麗に保管されている。
スペースのある実験室もある。
機材の稼動確認を行う奥田本部長。
遠心分離機を点検する奥田本部長。
ダヤン所長が鳥瞰図を用いて施設内を案内した。
彼らは皆、約25年前JICAと共に調査した。日本人の手によって再び林業試験場が活気を取り戻すことを期待していると語った。
JICAが使用していたオフィス。
敷地内には官舎もある。部屋数も広さもしっかりしている。
NITEは生物多様化センターも視察。
そう、今日も河の風がそよそよと吹く中で。